すべての積読は一冊の本から始まる。
旧訳タイトル「長いお別れ」も悪くないけど新訳のそれはスタイリッシュで今を感じさせてくれる!
牡丹と芍薬の区別もつかない自分だが「牡丹灯籠」という響きだけで十分怪談の雰囲気が表れる
酔いどれな「好きな作家」ブコウスキー、人生って笑えるなと。
落語がテーマで吉祥寺が舞台の小説だったけど、映画では着物姿の国分太一氏が良かった。
芥川短編、一途に生きることを意識して読んでみると、味わいが変わってくる(かも)。
試行錯誤が感じられる初期の作品集だけど、テーマもその扱い方もすでにヘミングウェイかなと。
芥川の小説には「羅生門」だけでなく「邪宗門」もある。画像の喫茶店とは無関係だけど(多分)、喫茶店「邪宗門」はかつて日本に8店舗!もあった。初期の小説はやはりまだ病んではないね。
近所に着物を売っている店があり、前を通るたび「誰が買うのかな?」と思っている。幸田文女史もそうだったけれど、明治生まれの女子は、着物を通じて人間模様を語るのが上手だなと。
Twitter #文庫の会(仮)交換会のテーマ「本」で出合った1冊。しかし、本の話だけでなく、自分は高校時代の恥ずかしいくらい眩しい活動ぶりが印象的だった。
40年前の旺文社「ぼくのおじさん」は自分にとって特別の思い出。和田誠イラストともに文庫本になって映画になった。
生きた時代や環境が違うと、旅でここまで色々なことを感じることができることに驚き。改めて流れている時を意識せずにはいられない。
日本芸術界を代表する芸大の音楽ホールで名人芸を堪能した。願わくば、自分も一芸に秀でた人生を送りたいものの、古代中国を舞台にした偉人たちの人生は?