Contents
1980年以降のアメリカの空気感
むかーし大人への仲間入りを迎える自分にとってアメリカ(特にニューヨーク)に関する空気感を教えてくれた方々がおりまして、その一人が常盤新平(1931〜2013)氏であった。自分にとってアメリカ文学の評論家、翻訳家という印象が強いのだが、直木賞作家でもあったのよね。お亡くなりになっているし…。
以下、敬称略で何人か。
- 常盤新平
- 新元良一
- 柴田元幸
- 青山南
- (思い出したら…)
新元良一(1959〜)氏は2000年代に帰国という情報を聞いた途端、すっかり関心が薄れてしまったが、久しぶりにネットを検索すると再渡米されブルックリン在住とかとか。
作家か翻訳家か編集者か?著作紹介
フリーランスの前は早川書房にお勤めだったと知ったときには驚いた。早川書房も渋いラインナップを揃える出版社と思っていたので、このような方々がお勤めなのねと。
積読からの紹介、お気に入りの旺文社文庫では、全7冊うち4冊があった。
「フランス風にさようなら」
(未読)
「サヴォイ・ホテルの一夜」
(未読)
「コラムで読むアメリカ」
この手の書籍は、永遠に再読してしまう。
- Ⅰ 大きなアメリカ・小さなアメリカ
- Ⅱ アメリカン・ジャーナリズム
- Ⅲ 作家の横顔と本の素顔
- Ⅳ 七〇年代に何が起こったか
- Ⅴ 本について何か言いたくて
- Ⅵ 日記から
- あとがき
- 文庫版あとがき
「晴れた日のニューヨーク」
連続してどっぷり日本小説ばかり読んだ後にこういうお口直しエッセイ本を読むと、一気に読んでしまう。しかも、大好きなニューヨークねただけに妄想も全開。
- Ⅰ 晴れた日のニューヨーク
- Ⅱ ニューヨーカーたちの横顔
- Ⅲ 船便ニューヨークの本
- あとがき
- 文庫版あとがき
「アメリカンジャズエイジ」
(未読、旺文社文庫ではないけどついジャケ買い)
当記事を執筆しつつ検索してて、思わず2冊購入…。いづれ追記します(かも)。
この1冊でした(Amazon)
Amazon 検索でも古書店散歩でも、色々著作は出てくるし出会えるだろうけど、実際自分が若かりしき頃に最も影響を受けたのはこちらかな。
まあ、いろいろな意味で(詳細は鬱陶しいので割愛)。