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武田泰淳の作品から
武田泰淳作品を装丁する司修氏とは?
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「失われた世代」の読書
1920年代、アメリカ人は憧れのパリでパリを描く。
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「真昼の星空」米原万里
ロシアの「昼の星」は日本の「昼行灯」とは違うのよ
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「真夜中の太陽」米原万里
すでに反語っぽいタイトルが魅力的で内容が気になる。
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「新・東海道五十三次」武田泰淳
カーナビがない時代のドライブ旅行の醍醐味がある
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「追想 芥川龍之介」芥川文
文豪・芥川龍之介夫人による知られざる私生活の様子
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「食は広州に在り」邱永漢
日本および台湾の実業家、作家、経営コンサルタントによる食エッセイ
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「二十世紀を読む」丸谷才一・山崎正和
改めて過ぎ去りし20世紀を感じてみた
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「わたしの大阪」小松左京
「日本沈没」読む前に小松左京氏の予習をば
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「私の食べ歩き」獅子文六
作家や俳優とか、考えて感じて食べている人の食エッセイは美味しい
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「ドビュッシーとの散歩」青柳いづみこ
黒髪の自分は金髪に理由のないときめきを覚えるけど、それをピアノ曲に託した作曲家のこと
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「料理心得帳」辻嘉一
作品内で語れる今も現代からみればもはや昔、もっと食べることを大切にしたい
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「武州公秘話」谷崎潤一郎
谷崎45歳ごろの意欲作品たちだけど構成も複雑でテーマも盛り込み過ぎでもっとじっくり読みたい
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「もめん随筆」森田たま
近所に着物を売っている店があり、前を通るたび「誰が買うのかな?」と思っている。幸田文女史もそうだったけれど、明治生まれの女子は、着物を通じて人間模様を語るのが上手だなと。
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「田端文士村」近藤富枝
芥川龍之介が住んでいた田端を訪れてみたが、与美夕照も期待外れたような面白かったような。むかしの名残になかなか出会えない土地だった。