美味しいコーヒーと面白い本のあるカフェが増えている
出身地国分寺の再開発も著しいが、やや気になっていた国分寺駅北側にある胡桃堂に寄ってみた。
こんな美味しい水出しコーヒーがあるとは、知らなかったよ。
この写真にちなんで、こちらを紹介したい。
「珈琲のことば 木版画で味わう90人の名言」箕輪邦雄
¥750だったかな。
実家近くの胡桃堂に寄ってみた😀
水出しのアイスコーヒーが最高だよ。全く水っぽくならない。コーヒー好きにはたまらない。 pic.twitter.com/TwC6g0tcBU— やのふじね (@1book1photo) 2017年6月25日
ブックカフェにおいて欲しい本
「はじめに」でも触れられているが、この本は
ここで取り上げた文は古今の多方面からコーヒーを媒介して吐露された金言を木版で摺って表して観たものです。
と言う、少し風変わりな本である。印字された文字と異なり味わいあるけど、長文は読みにくい。だけど、印字の文章も付いているので、むしろここでは摺られた文字を楽しみたい。
以前紹介した獅子文六氏の文章もある。
(略)連日のように、コーヒーを飲んだ。やはり、よい豆を適当な方法でいれたコーヒーと言うものは、非常にウマいのである。また、日本人の鑑賞力というものは、お茶の関係か、非常に高いことも発見し、コーヒーをのみまわるのが、おもしろくなった。外で飲むだけでは、満足せず、自宅でも、午後になると、濃いやつをいれて、よくのんだ。
ブックカフェに「戦争と平和」のような大作おかれても、手に取ることはない気がする。
むしろ、積極的にこう言う少し風変わりで、眺めることが楽しい本を置いて欲しい。それを眺めたくて、珈琲飲みに行くから。