文庫概要
自分が橋本勝氏を知ったのは、旺文社文庫の表紙がきっかけである。「あ!好きなタイプな絵だな」と思って調べると、なんとご自身の著書も存在したのであった。しかも、3冊のうち1冊は古書巡りで遭遇し、せっかくなら全て揃えたいと残りは取り寄せてしまった。
こうして、どんどん旺文社文庫が増殖している。
タイトル | 映画の絵本 映画の絵本2 イラスト映画館へどうぞ(映画の絵本3) |
著者 | 橋本勝 |
出版社 | 旺文社文庫 |
内容紹介
内容はタイトルから察せられるとおり、映画好きの氏によるイラスト付き評論(ぽい)文で、古いものはチャップリンから、最新でも出版時だから80年代まで。
古い作品は自分観てないので、今一つ共感できなかったが、実際に観たもので楽しめたのは次のような感じ。
映画の絵本
87作品の紹介。実際見たことがあるのは下記の通りで、タイトル知っている作品はいくつかあったけど、やはり時代のせいか見てない作品多し。
- 愛の嵐
- クレイマー、クレイマー
- 地獄の黙示録
映画の絵本2
こちらに至っては94作品の紹介で、見たことあるのは… 次の通り。E.T. もあったけど、自分は見てないのよ。
- 地獄に堕ちた勇者ども
- ベニスに死す
- 復讐するは我にあり
いつか観てみたいと思いながら、怖くて見られない映画「復讐するは我にあり」、原作の紹介と映画のYouTubeはこちらでどうぞ!
イラスト映画館へどうぞ(映画の絵本3)
最後はどドーンと98作品! 1980年代の作品多めだから、自分も薄ら記憶あるもの少なくないけど、やっぱり一番印象的なのは伊丹十三監督のこちら「お葬式」よね。
1984年の作品、生々しさと軽々しさと様々な味付けができる監督だったなと。