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「半七捕物帳」岡本綺堂
岡本綺堂作品の「半七捕物帳」をざっくりまとめ
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「美食倶楽部」谷崎潤一郎
大谷崎と小谷崎、こちらは後者の作品集なのだろうか?
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「硝子戸の中」夏目漱石
漱石が自宅の書斎の硝子戸の内側で接した世間との出来事
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「道草」夏目漱石
「道草」というほのぼのな単語には似つかわしくない守銭奴は誰だ?という話
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「河童・或阿呆の一生」芥川龍之介
追い詰められてた芥川龍之介の心象を反映している作品たち
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「戯作三昧・一塊の土」芥川龍之介
芥川龍之介、豊富なラインナップで充実した短編作品を展開
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「蜘蛛の糸・杜子春」芥川龍之介
芥川龍之介の時代に対する憂鬱と倦怠がときに現れるような作品集
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「金子光春詩集」村野四郎編
紀行文を読んだことある詩人・金子光晴の詩集を読んでみる
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「半七捕物帳(一)」岡本綺堂
廃刊の旺文社文庫ラインアップで岡本綺堂を読むよ
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「檸檬」梶井基次郎
長編でガッツリ読ませるというより鋭敏な感性で目にしたものから小説空間が生まれる。
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「昭和べエゴマ奇譚」滝田ゆう
きせずしてガロ執筆陣だった滝田ゆう「寺島町奇譚」と並行して読むことができた幸運
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「犯罪小説集」谷崎潤一郎
谷崎出生地でもある東京日本橋近辺が小説の舞台に
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「こころ」夏目漱石
夏目漱石後期3作目「こころ」を読んで前期3作&後期3作を読了。30年越しで高校国語の授業で読んだKが何者であったか解明できた。
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「あにいもうと」室生犀星
室生犀星の小説には川師(河師)という職業があり、故郷・加賀藩ならではの仕事なのかな。「あにいもうと」はその川師の息子&娘で結構ザラザラと塩っぽい小説。
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「行人」夏目漱石
再開発が進む東京にお江戸の雰囲気が残っている土地があると妙に安堵。漱石「行人」には高所観光地の代名詞として芝の「愛宕山」が!
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「彼岸過迄」夏目漱石
漫画「雨の降る日はそばにいて」は大好きであったが、漱石の「雨の降る日」の話も忘れがたい余韻を残す。