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「英国諜報員アシェンデン」S・モーム
映画じゃないスパイ作戦はやっぱり心理戦よねと
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「ジゴロとジゴレット」S・モーム
階級社会のお国柄かイギリス小説は面白い
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「ブラン神父の無垢なる事件簿」G・K・チェスタートン
ミステリーファンではないけど、嫌いではない。ホームズは知っていたけど、ブラウン神父作品は知らずに来てようやく積んでいた1冊を読んでみた。あとがき、解説、書評など読んでみると、もはや立派な古典として、読んでおくべき作品には […]
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「劇場」S・モーム
読めば読むほど手練手管な作家S・モームを納得させられる長編
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「TOKYO YEAR ZERO」D・ピース
精神を崩壊させずにこんな時代を生き抜くことはできるのだろうか?
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「雨・赤毛」S・モーム
サマセット・モーム作品、そのむかし「月と6ペンス」を読んだことがある。わかりやすいタイトルと、そこから内容が想像できないギャップに魅力を感じ、他の作品も読んでみたいと常々思っていたので、何冊か積んである。まずは軽めのこち […]
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「オリヴァー・ツイスト」C・ディケンズ
ストーリー破綻気味でも人の心の動きを意識しながら読めばいい
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「二都物語」C・ディケンズ
華やかなストーリーを期待していたが、フランス革命だから浮かれ話で終わる訳はないなと。
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「動物農場」G・オーウェル
客寄せする子豚(妄想)が気になるけれど、家畜が人間を追い払い、やがて豚が支配者として変貌する過程のリアリティが濃くて笑える… 笑ってよいのか?
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「1974 ジョーカー」D・ピース
西東京在住が長く東東京については、とんと疎いから、地域性に興味がそそられる。アメリカン・ノワールの巨匠エルロイより完成度が薄く感じたけど、著者ピースの方向性はエルロイと少し違うかも?
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「プライドと偏見」J・オースティン
プライドのせいでピアノお教室の発表会でも緊張するが、意地とプライドで各々の結婚プランを遂行する英国19世紀の小説
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「深夜プラス1」G・ライアル
英国人作家によるフランス車、イギリス車愛満載のハードボイルド小説。英国人によるヨーロッパ大陸を舞台とする小説は読み応えがある。
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「恥辱」J・クッツェー
ブッカー&ノーベル賞受賞作、主人公どこまで堕落するのか… 翻訳の鴻巣友季子女史が気になっていた。
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「北壁の死闘」B・ラングレー
平昌オリンピックで活躍するドイツ勢を見て、雪山を思い出し、続けて思い出したミステリー。ミステリー以上に結末のロマンスが自分には衝撃的だった。
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「シャーロック・ホームズの冒険」A・C・ドイル
1台でも多くのロンドンバスを写したいと思った、シャーロック・ホームズを読むとどうしてもロンドンをもう一度歩き回って撮りたい気持ちになる。
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「オーランド」V・ウルフ
旧古河庭園では英国カントリーハウスの雰囲気に及ばない… とあしらいつつ、ヴァージニア・ウルフ「オーランド」をちくま文庫で読む。ストーリーを追いながらも、描かれている内容は濃い。