-
「25時」D・ベニオフ
エドワード・ノートン主演の映画「25時」、訳者は田口俊樹氏だったのか!
-
「アッシャー家の崩壊/黄金虫」E・A・ポー
江戸時代末期という時期に活躍したアメリカ人のエドガー・アラン・ポーの小説がどうして恐怖なのか、読んでみてわかること。
-
「怒りの葡萄・下巻」J・スタインベック
葡萄ばかりでなく、桃も綿も怒っている?貧困生活の行きつく結末は?黒原敏行・新訳も気になる。
-
「怒りの葡萄・上巻」J・スタインベック
長年の疑問だった「怒りの葡萄」の怒りの原因を突き止めるべく読み進める。「エデンの東」の作家でもあるのね。
-
「八月の光」W・フォークナー
ヨクナパトーファ郡シリーズ、タイトルほど穏やかな内容ではないが、両者の関連性は自分好み。
-
「サンクチュアリ」W・フォークナー
サンクチュアリとは「聖域」らしい。文芸評論家・篠田一士「二十世紀の十大小説」にはフォークナーの作品も、最初の1作目として。
-
「夏の日の声」アーウィン・ショー
アメリカ人が夏と少年時代を振り返ると野球が出てくるが、それだけでは終わらない夏を重層的な思い出で語る小説だった。
-
「夏服を着た女たち」アーウィン・ショー
何度も読み返してしまう短編小説、それはニューヨークが舞台であったり、訳者にひかれていたり、切れ味鋭い短編だったり。理由はいろいろ。
-
「ホワイト・ジャズ」J・エルロイ
勢いで読み進めてきたエルロイのLA4部作もようやく最後。寂しい気持ちもあるが、結構どっぷりはまったから、満足している。
-
「LAコンフィデンシャル」J・エルロイ
LA4部作のうちで最も話題になった1作、もっとノワール・アメリカン読みたくなるほどに。
-
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」F・K・ディック
映画「ブレードランナー」の原作で、1996年に復刊されたロック調の表紙が気になりジャケ読みです。アンドロイドはもう身近にいそう。
-
「ビッグ・ノーウェア(下)」J・エルロイ
タイトル「ビッグ・ノーウェア」の由来が不明であったが、最後の最後で結末と同時に提示されたストーリーが余韻を残す。どんな悪にも音楽へ救いを求めた傑作だなと。
-
「ビッグ・ノーウェア(上)」J・エルロイ
アメリカ西海岸ロスアンゼルス、メキシコとの関わりも深く、メキシコ料理も美味しいが、犯罪の闇も深そうだ。エルロイ」LA4部作」の第2作目。
-
「ブラック・ダリア」J・エルロイ
お題「好きな作家」でやっぱりアメリカ文学界の狂犬と言われる?ジェイムズ・エルロイを紹介。まずはL.A.シリーズから「ブラック・ダリア」。映画と随分違う?結末が!漬物石のように重い長編。
-
「幻の女」W・アイリッシュ
「スマートレターで(文庫本)交換会」という企画のお題「夜」で自分が選んだ1冊ですが、本好きなら楽しめる名著かなと。
-
「奇跡のルーキー」B・マラッド
野球には投打以外にもドラマがある!自分で自分の運命は変えられる?マラマッドが描く明と暗の女たちとヒーローの野球小説「奇跡のルーキー」
-
「華氏451度」R・ブラッドベリ
焚書(書物を焼き捨てること)という言葉があるのだから、時に本は高価であり、危険なのだろうなと。1953年の小説「華氏451度」に描かれた焚書小説の内容は?
-
「ティファニーで朝食を」T・カポーティ
カポーティの「ティファニーで朝食を」はラブ・コメディーではなく、上昇志向強く勝ち組をめざず女性が行き場を失い彷徨う小説だと思っている。飼い猫にはいろんな意味を含ませている。
-
「移動祝祭日」E・ヘミングウェイ
ヘミングウェイの「移動祝祭日」の意味と自分が想像したそれに違いが… 青春は祝祭。