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「翼よ、あれがパリの灯だ」
単独大西洋横断飛行はまさにベンチャープロジェクト!
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カポーティ短編いろいろ読んで
カポーティが短編で触れている女優ガルボ、その彼女が所有していたモディリアーニの作品を生で見ることができて
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「結婚式のメンバー」マッカラーズ
アメリカ南部出身の女性作家による不思議な空気感
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「ハックルベリ・フィンの冒険」マーク・トウェイン
トム・ソーヤとハックの物語は奥が深かった
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「ロック・ワグラム」サローヤン
サローヤン作品全体を俯瞰して読むと味わい深いのに…
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「ワン デイ イン ニューヨーク」サローヤン
人生やドラマを語るならニューヨークね!
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「トム・ソーヤの冒険」トウェイン
ワクワクして読めたのは、自分のうちに子供の感覚が残っていてて
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「芝生の復讐」R・ブローティガン
たかが芝生、されど芝生。芝生を枯らしてしまい物語は始まる。
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「変愛小説集」岸本佐知子編訳
純粋な愛についての小説、なのに何かが変
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「西瓜糖の日々」R・ブローティガン
R・ブローディガン2作名、訳者の技が堪能できる1冊
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「アメリカの鱒釣り」R・ブローティガン
初めて読むブローティガン、「アメリカの鱒釣り」が意味するものは?
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「この日をつかめ」S・ベロー
米国人のユダヤ系ノーベル賞によるある男の追い込まれた生活ぶり
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「スローターハウス5」K・ヴォネガット・Jr
屠殺場5号で生き延びた体験が時空を超えてSFになって甦る
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「さよなら、愛しい人」R・チャンドラー
「ロング・グッドバイ」との相似形を感じ既読感を拭えなかったけど、愛しい女は善か悪か?
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「パルプ」C・ブコウスキー
映画「パルプ・フィクション」が有名だけどパルプ小説は蔑ろにできない
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「アメリカン・タブロイド(上・下)」J・エルロイ
冒頭「アメリカが清らかだったことはかつて一度もない」の言い切りがエルロイの犯罪小説の力強さを期待させる
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「ブコウスキーの酔いどれ紀行」C・ブコウスキー
フォークシンガー訳による仏独を旅した紀行文とスナップ写真で気軽に楽しめる
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「ヘミングウェイ短編集~その3~」
未発表含めた最晩年の短編集、戦争・父と息子・女・狩猟、など人生をば凝縮。
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「ヘミングウェイ短編集~その2~」
脂のが乗り切っている時期のヘミングウェイ短編は男と女が裏と表で行き違い。
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「長いお別れ」R・チャンドラー
旧訳タイトル「長いお別れ」も悪くないけど新訳のそれはスタイリッシュで今を感じさせてくれる!
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「町でいちばんの美女」C・ブコウスキー
酔いどれな「好きな作家」ブコウスキー、人生って笑えるなと。
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「ヘミングウェイ短編集〜その1〜」
試行錯誤が感じられる初期の作品集だけど、テーマもその扱い方もすでにヘミングウェイかなと。
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「キャロル」P・ハイスミス
キャロルは「大人は誰でも秘密を持っているものよ」と言うが、秘密だけは忘れるくらいいっぱいある。
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「卵をめぐる祖父の戦争」D・ベニオフ
ナチスドイツに攻められるロシアで処刑と引き換えに「卵1ダース」の調達を厳命され結末は?修羅を潜り抜けた人物はすごい。